要点
- ロシア人女性に18か月の強制労働刑が言い渡された。
- 彼女はK-POPグループStray Kidsについてのゲイのファンフィクションを書いた。
- この事件は、ロシアの厳格なLGBTプロパガンダ法を浮き彫りにしている。
- 検察側は当初、4年の禁錮刑を求めていた。
- そのファンフィクションは少女の端末で見つかった。
驚くべき出来事として、ロシア出身の36歳の写真家兼スタイリスト、アレクサンドラ・クジクさんは、「ポルノ資料の違法な制作および配布」の罪で18か月の強制労働刑を言い渡された。彼女の“罪”とは何だったのか。人気K-POPグループStray Kidsについてのゲイのファンフィクションを書いたことだ。そう、聞き間違いではない――ファンフィクションだ。推し活が行き過ぎたという話だ。
この騒動は、ある母親が娘の端末で過激な物語を見つけたことから始まり、裁判へと発展し、LGBTコミュニティに衝撃を与えた。KP-Yekaterinburgの報道によると、検察側は当初4年の禁錮刑を求めていたが、裁判官はそれよりは少し軽い判断を下した。それでも18か月の強制労働は決して軽くはない。とりわけ、LGBT表現への法規制が極めて厳しい国ではなおさらだ。

クジクさんは執筆趣味を公に認めており、彼女のファンフィクションは出版や利益目的ではなかったと主張している。「捜査当時、私の物語の印刷版はなく、何も販売していませんでした」と彼女は述べた。しかし、LGBT表現に対して政府が取り締まりを強めているロシアでは、ほんの少しの創作活動でさえ厄介な事態を招きかねない。
問題のファンフィクションは、ヒット曲「God’s Menu」や「Maniac」で知られる韓国のボーイズバンドStray Kidsに関連していた。その皮肉は大きい。彼らが次々と記録を塗り替え、人々の心をつかんでいる一方で、ある女性は彼らを巻き込んだ恋愛物語を想像しただけで強制労働に直面しているのだ。なんともばかばかしい話ではないか。

クジクさんの事件は、ロシアにおけるLGBT表現への取り締まりの長い流れの最新例にすぎない。最近では、ミニスカートのレビューをネットに投稿したことで国外退去の危機に直面した人もいた。ロシアでは、いちばん無害に見える自己表現さえ標的にされているようだ。
ロシアの苛烈なLGBTプロパガンダ法がもたらす影響を目の当たりにする今こそ、クジクさんのように創造性や愛のために罰せられている人々と連帯することが重要だ。誰が登場人物であれ、ラブストーリーが犯罪であってはならないという事実を、世界は目を覚まして受け止めるべきだ。いつの日か、ファンフィクションを書いた人が直面するのはファンクラブだけであり、強制労働ではないことを願おう。






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